意識研究についてのまとめ資料公開_2023.8.18.

意識研究についてのまとめスライド追加分資料公開します。 今回追加分のリリースはChapter 11、15です。これまで、Chapter 5では「クオリア」、Chapter 6では「ハードプロブレム」、Chapter 7では「意識モデル」、さらにChapter 8で「欲求 / 合目的性」、Cha…

意識研究についてのまとめ資料公開_2022.10.10.

意識研究についてのまとめスライド追加分資料公開します。 今回追加分のリリースはChapter 8、10です。Chapter 3「新しい意識の考え方」において、今後の資料全体の方向性を示した後、Chapter 4では「無意識」、Chapter 5では「クオリア」、Chapter 6では「…

意識研究についてのまとめ資料公開_2021.10.18.

意識研究についてのまとめスライド追加分資料公開します。 今回追加分のリリースはChapter 6、7です。Chapter 3_新しい意識の考え方 において、今後の資料全体の方向性を示した後、Chapter 4では「クオリア」、Chapter 5では「無意識」等を説明してきました…

意識研究についてのまとめ資料公開_2020.10.05.

意識研究についてのまとめスライド追加分資料公開します。 追加分のリリースはChapter 4、5です。Chapter 3_新しい意識の考え方 において、今後の資料全体の方向性を示しましたが、ここから具体的な内容に入っていきます。Chapter 3までは極端にとがった仮説…

意識研究についてのまとめ資料公開

意識研究についてのまとめ資料を公開します。 今回のリリースはChapter 0、1、3です。特にChapter 3_新しい意識の考え方 については、今後の資料全体の方向性を示すものです。 基本的には、今のところの全17章を、各章できるだけ20ページ以内に整理していく…

意識の機械への接続とハードプロブレム

最近、渡辺正峰氏(『脳の意識 機械の意識』著者)がスタートアップ(MinD in a Device)を始められたという記事が有りました。非常に有意義なプロジェクトだと思います。ここでは、『機械と脳の接続』から『人間の意識を機械にアップロード』の話まで話…

意識モデルについて…視点を考えるためのメモ

枠内、2019.1.23 追記 意識モデルについて 意識研究において、ある種の仮想や、創発性、感情、self、などを織り込むことで、意識が再現できると考える例をこれまで様々な場面で見てきました。僕はこれらは全て正しい認識である可能性が有ると考えています。…

意識の統合情報理論(IIT)についてのブログ記事を読んでみた

Otaku ワールドへようこそ![295]統合情報理論―意識は、見た目の機能より、中身の仕組みに宿る(前編)という記事で、意識の統合情報理論(IIT)についてかなり詳しく書いてあります。記事を書かれた方は意識の専門の研究者の方ではありませんが、参加され…

感情についての仮説の修正

感情は欲求とのギャップから生じるのではとブログやHPに以前から書いています。「知らなかったことを知りたい(仮)」などの欲求が、祖先がいつの時かに刻み込んだエピソード記憶のような「遺伝子の記憶」として、生まれた後の様々なエピソード記憶とシーム…

人工知能が外界に何か足跡を残すということ

@miyayou さんからの8/28の以下のツイートを見て、 「真に自律知能化したソフトウェアは、自分自身を書き換える力を持つ。」 なるほどと思いつつ少し考えた。自分自身を書き換えるには、まず外界に何かをすることができなくてはならない。意識を持つ人工知能…

おもちゃモデル(トイモデル)による脳の意識モデルについて

脳や意識の研究を行う場合のアプローチとして、いろいろ有ると思うけど、最も多いのは、ニューロン発火の実際の計測によるものと想像できる。他にも、計算モデルによるアプローチも有ると思うけど、基本は統計手法を用いて入力をある決まった方法で分類する…

意識研究に関してASSC17でNCCとIITについて気になる話題が有った。

ASSC17のustreamをやっている方がいて、興味深く拝見させていただいた。もう見れなくなっているが、かなり貴重な内容が有ったように思います。2つ気になる話題が有って、ひとつ目は、「NCCの時代は終わった」という意見が有ったこと。もう一つは、IITとPhiの…

プログラム「意識の積み木の部屋(人の意識の超簡易意識モデル)」でまだできていないこと

これまで「意識の積み木の部屋」では意識の基本的なとこについて(あるレベルで)一応実装できたと考えています。まずは"BLUE" ver. 6.1.0にアクセスいただき、実際に体験いただけると非常にありがたいです。ただやはり、実際に体験した人のなかにも、これは…

英語ブログ、 Twitter(英語アカウント)開設しました…意識・神経科学・AI関係について

英語ブログ Twitter(英語アカウント) BLUE & ORANGE web site本編にも英語アカウントへの入り口をつけました。 実際に開設したのは、3/24のことでしたが、ブログのほうがはてなブログで英語化できそうな気がしてきたので、空ページを作成の後、中身を少し…

プログラム「意識の積み木の部屋」"BLUE" ver. 6.1.0 更新しました …人の意識の超簡易意識モデル

プログラム:「意識の積み木の部屋」BLUE & ORANGE web site の "BLUE" ver. 6.2.0 (2012.12.29. updated)にアクセスしてみてください。使用しているAPIを、Yahoo係り受け解析→形態素解析に変更しました。実は、はじめに使用した係り受け解析で、いくつか…

プログラム:「意識の積み木の部屋」"BLUE" ver. 6.0.1 を小修正しました…人の意識の超簡易意識モデル

プログラム:「意識の積み木の部屋」BLUE & ORANGE web site の "BLUE" ver. 6.2.0 (2018.12.29. updated)にアクセスしてみてください。 一部入力に対する応答を修正しました。次は、使用しているAPIをYahoo係り受け解析→形態素解析に変更予定です(解析精…

プログラム:「意識の積み木の部屋」をリリースしました … 人の意識・知能を再現するシステムの説明

これまでも、BLUE & ORANGEシリーズで、AIのヒントになるようなものをリリースしてきましたが、今回、新しい考え・仮説を導入し、「意識の積み木の部屋」的なものをリリースしました。BLUE & ORANGE web site の "BLUE" ver. 6.2.0 (2018.12.29. updated)…

yahoo形態素解析を利用した新プログラム作成中

明けましておめでとうございます。 twitterで少し進捗を書いていましたが、#yahoo形態素解析を利用したプログラム の開発を進めています。内容詳細は秘密です! 現在のBLUE ver.5.1.3 からは全面的に書き換えたものになります。α版→β版→完成版と順番にリリー…

意識の有る生物と意識の無い生物のあいだ〜理解や欲求などの閾値で観察者が区別しようとしているだけかも

カエルはゾンビ…というツイートを見つけた。確かに、機械的に反応を返すイメージはそのように感じるかもしれない。となるとカエルを再現したコンピュータ・モデルであれば容易に作成できるかもと考えるのかもしれない。この時、意識の有無を言う時の問題のひ…

意識と無意識のあいだ〜メタ認知しているかしていないかの差しか無いのかもしれません

意識と無意識の境界ってなんでしょうか?ググってみると、「自律的=意識的」「他律的=無意識的」なんていうのが有りますがしっくり来ません。たしか、「意識の探究」では、意識に上らないシステムによる制御を無意識と呼んでいたように思います。意識と無…

創造性・創発性が、意欲・体験・欲求・記憶・遺伝…とどのように関連しているかについてのまとめ

茂木さんがTwitterで「創造性とは、体験×意欲。側頭葉に蓄積される体験が、前頭葉の意欲によって引き出されるのだ。」と書いていたので、メモ。 上の茂木さんのツイートに対するボク(@mambo_bab)のTwitter 10/6/2012メモ:興味深い考え。意欲のメカニズム…

Yahoo形態素解析&係り受け解析を試したメモ…日本語構文解析

前回、Yahoo形態素解析&係り受け解析が流れるようになったと書いたが、メモとして残しておく。順を追うと、 Yahooデベロッパーネットワークというところに、いくつかのAPIの紹介が有り、その中に「テキスト解析API」が有り、まず「日本語形態素解析」に行っ…

Yahoo形態素解析・係り受け解析を試してみる

実は長年の(ww)懸案だった(実は以前2008頃にCygwin+茶筌の導入を試みたが断念した)形態素解析だが、Yahooのものを今回やってみた。「API」って何なのかいというボクにはとっかかりが??だったが何とか流れるようになり、実装できそうな気がしてきた。…

人工知能へのロードマップ←または知能の必要条件(IV)…次のプログラムに織り込むものを絞り込むために項目を整理

大項目は知能が備え持つものと考えられるもの。その下の項目はそれを詳細に説明したもの。さらにその下には補足と、さらにその下の※には解説を記載した。 「意識」については、現在本当に色々な視点で語られていると思うが、Hotな話題は(自分の中でww)、「自…

人工知能へのロードマップ←または知能の必要条件(III)…キーワードから見てみる

下記は、このブログ記事で、何が人間らしく見えるのか?…BLUE & ORANGE blog でこれまで書いてきたこと…から、前回のpostした順番のまま、キーワードのみ拾い出して見たものである(重複有り)。次回で整理したい。 上の方(最近)は、「有ること無いこと」…

「心と脳の正体に迫る」を読んで、茂木さんの今書いてると聞く論文の内容が気になったが、

「心と脳の正体に迫る」天外伺朗, 瀬名秀明 - 図書館で借りて読んだ。心と脳の正体に迫る 成長・進化する意識、遍在する知性作者: 天外伺朗,瀬名秀明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/09/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブ…

人工知能へのロードマップ←または知能の必要条件(II)

2012-04-08にそのIをpostしたが、その時は途中までだったので。 知能、または人工知能の上位の概念はどのようにつくられるか再確認したい。特に必要条件に当たるものを思い出して行く。←いかにも発散するパターンだけど、時間の都合も有るので強引に持って行…

雑誌Newton 5月号で「脳と意識」特集について

雑誌Newton 5月号で「脳と意識」が特集されていた。吉田さん(@pooneil)も協力されていて、NCC、盲視、両眼視野闘争、意識の探求…について言及されている。Newton (ニュートン) 2012年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: ニュートンプレス発売日: 2012/03/26メデ…

人工知能へのロードマップ←または知能の必要条件

知能、または人工知能の上位の概念はどのようにつくられるか再確認したい。特に必要条件に当たるものを思い出して行く。←いかにも発散するパターンだけど、時間の都合も有るので強引に持って行きたい。 下記は、このブログ記事で、何が人間らしく見えるのか…

スタンフォードのweb AI講座からAIのイメージを考える(II)

2011-11-20のpostで、講座内容からまずAIの全体像を見てみようと考えた。その後、講座の第7週以降が実施され、第10週の自然言語処理が追加されたが、大項目だけ見た印象は以前からの大きな変化は無かった。 中身をあまり見てないのでどうしようかとも思うが…