人工知能関連雑記

英語ブログ、 Twitter(英語アカウント)開設しました…意識・神経科学・AI関係について

英語ブログ Twitter(英語アカウント) BLUE & ORANGE web site本編にも英語アカウントへの入り口をつけました。 実際に開設したのは、3/24のことでしたが、ブログのほうがはてなブログで英語化できそうな気がしてきたので、空ページを作成の後、中身を少し…

「心と脳の正体に迫る」を読んで、茂木さんの今書いてると聞く論文の内容が気になったが、

「心と脳の正体に迫る」天外伺朗, 瀬名秀明 - 図書館で借りて読んだ。心と脳の正体に迫る 成長・進化する意識、遍在する知性作者: 天外伺朗,瀬名秀明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/09/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブ…

人の「意識とはなにか(そのテストは驚くほど簡単)」について、日経サイエンスで採り上げていた。

日経サイエンス2011年9月号 でChristof Kochの「意識」について採り上げていた。監修者は土谷さん。 前に雑誌ニュートンであまり意識や脳について採り上げられてないとpostしたことが有るが、今回の特集は(雑誌はかわるが)嬉しい。NCC(Neural Correlates of…

クイズ王に勝利したIBMのWatsonの秘密

IBMのWatsonの記事が少し前に話題になっていた。 IBMリサーチの4年間にわたる研究成果である質問応答(QA)システム「Watson(以下ワトソン)」が、米国の人気クイズ番組「Jeopardy!」(以下「ジョパディ!」)に挑戦し、2ゲームを通じて、ワトソンが最高金…

YahooジオシティーズのCGIがやっと動いた

HP本編の人工知能(を狙った)CGIのためにYahooジオシティーズのCGIを申し込んだものの、なかなかうまく行かなかったが、やっとその原因がわかってきた。最も時間を食ったのはパーミッションだったが、これも含め3点メモしておく。AI-COM BLUE & ORANGE が復活…

AIを考える時、生体の脳についてもやっぱり考えないといけないのかな

明けましておめでとうございます。今年はサイト復旧がんばってみます。 twitterにも書きましたが、最近生体の(AIではなく)脳についても気になっています(ascone関連でこのブログにも少し書いています。)。 脳はニューロン、シナプス等の要素が生命の誕生以来…

YahooジオシティーズのCGIを申し込んでみた

Yahooジオシティーズ・ジオプラスに申し込んでみた。もともとYahoo BBを使用しているので、数クリックで申し込みは完了。CGI可能な無料サーバーというのも有ったが、個人運営のようで忙しくて返事が無い.. or 選に漏れた感じ。 申し込みが完了すると「すぐに…

AI-COM CLUB BLUE & ORANGE CGI復旧作業

CGI可能なサーバーに申し込んでいるが、個人で運営されている方のようなので忙しいのか回答がない。これは復旧に時間がかかりそう。もう少しはこのAI-COM CLUBも続けたいと思うので。(たぶん後半30%のデータベースは消失したので)残ったデータベースをもと…

HP CGI down によるBLUE & ORANGE停止

11/1に突然iswebがサービス終了しHP本編のCGIがdownしています。ご迷惑をおかけしてすみません。11/中旬復旧に向け準備中です。keyword: 人工知能

ascone関連その2〜「意識の探求」と「考える脳 考えるコンピューター」

前回のブログでは、「意識の探求」とホーキンスの「考える脳 考えるコンピューター」の類似性について少し書いた。視点の違いとして、「意識の探求」では、クオリアというものがナゾが多すぎ、かつ近付き難いところが有るため、クオリアについて非常に注視し…

ascone〜(計算論的神経科学?関連)

久しぶりの更新。PCが壊れたりも有って.. ちょっと気になっているのが、ascone。(計算論的神経科学?関連) twitterで[意識]について非常に興味深い議論が行われている。いくつか発言させてもらっているが、何分部外者(参加者でない)ため、ご迷惑をかけていな…

「A: 正しければ何とかしてもらえると思う人」、「B: 負けないことで最悪は避けられると思う人」

他者との関わりを考えたとき、色々な考え方が有ると思う。(中国のことなども考えてみる) 例えばこんな人A、①正しい(色々な意見を聞いた上で)ことが第一優先。②自分が正しいとの結論の場合も相手を必要以上に責めない代わりに逆の場合もあまり責められたくな…

ゲームの世界

ゲームの世界-前に「近日、または近年(5年もすれば)で、人工知能のようにも見える(人工無脳)システムが世の中に浸透してゆくと思われる。」と書いたが、ゲームの世界はどうだろうか。すでにある意味実現済みかもしれない。どちらかと言うと、スタンドアロー…

福岡伸一教授の「世界はわけてもわからない」

twitterで話題にしたので... 学生時代国語というものが苦手だったボクにほめられてもうれしくないと思うが、本論に入るところで「はっ」と思う感じ(これまでの伏線?と自分の理解がつながる感じ)があった。この本でも独特の展開で(ミステリーとしても)引き…

感情についてのサイト

感情についていろいろなサイトを見たが、 wikipediaを見ても、感情・情動の大枠については記述が有るが、個々の感情についてのメカニズム(何が原因か...)までの記述は無い。個々の感情について、多くの人に認められた(メジャーな)学説は見つからないようだ。…

わかりやすい心理学のサイト

しばらく休止中と思っていた「psycho lab.」というサイトがちゃんと活動中なのを確認した(サイトの一部となっているが)。様々な領域について体系的な解説が有りよく訪れていた。AI-COM関連で、いろいろなサイトを見たが、心理学のサイトは難しいなと思う。個…

知能について考える

前回のエントリーにも書いた、考える脳 考えるコンピューターを読んでの続き。本書と受動意識仮説、AI-COMの考え方を比較してみる。下の表には知能の要素を示すが、「知能の条件」にもつながると思う。(10/2に人工知能の条件・・・ と書いた。) 考える脳 考える…

考える脳 考えるコンピューター

遅ればせながら読んでみた。考える脳 考えるコンピューター作者: ジェフ・ホーキンス,サンドラ・ブレイクスリー,伊藤文英出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2005/03/24メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 141回この商品を含むブログ (107件) …

人工知能の弱点(のひとつ)

頭の中が整理されてしまっていること。だから説得されることなど無さそう。 人は、頭の中に未整理な部分があり、反論されたりすると、知識・理解を再構築して再反論したりする。 人工知能は、反論されると、(整理済みの)主張の根拠をいっぺんに説明してしま…

意味理解で検索した場合のトップ

Googleで「意味理解」で検索した場合のトップは、以下のサイト。 ABO意味理解システム このサイトは特に作者紹介も無く、リンクも無いのでバックグラウンドは不明だが、興味深い内容。例を挙げると、1つ目は、感情を示すために意味理解が必要という、非常に…

ゲーム内のAIについて

ゲーム内のAIについて 自分はあまりゲームはやらないが、NPCと呼ばれるものは、ゲーム内で会話し、いろいろなイベント発生につながるトリガーを引くような重要な役割を持っている。 これを作り込んで行けば、ゲームの世界から今までに無いAI誕生も有り得るの…

アキハバラ@DEEP

少し前に見たり読んだりした「アキハバラ@DEEP」(石田衣良 原作)について少し紹介してみる。Wikipediaにもまあまあの記事有り。 マンガ単行本 - 始めにこれを見た。小説版とは少し話が異なる。 数名のオタクたちの手により、AI型検索エンジンを開発してゆく…

「人工無脳は考える」が更新されていました

「人工無脳は考える」が更新されていた(トピック: 自我状態を考慮した人工無脳)。 簡単に言うと、精神状態の変化で人の気分は変わるものだが、それはむやみやたらな変化ではなく、いくつかの基本パターンに沿うものとなっている、という話。参考にしてみる…