感情についていろいろなサイトを見たが、
wikipediaを見ても、感情・情動の大枠については記述が有るが、個々の感情についてのメカニズム(何が原因か...)までの記述は無い。個々の感情について、多くの人に認められた(メジャーな)学説は見つからないようだ。
個人的には、感情に関する学説が、大枠のところで結論が出ていないため(複数の全く異なる学説を横にらみして、どれもが正しいと言えるような状況)、末端にあたる「個別の感情」については、心理学では付随的にしか扱われていないのではないかと思う。
例えば、個別の感情について、web上に有る記述ですぐ見つかるのは、カウンセリング関連のもので、「怒りという感情は、感情の蓋と言われている？」などの記述が有る。（人は）怒ってはいけないと怒りを抑えようとする・・・これがストレスの原因？という説も有る。確かに表面上に出た極端な感情に対し、即時に適切なアドバイスが必要な場合、このようなシナリオも有り得ると思う。(明らかな間違いではなさそうに見える。)ただ、この種のシナリオは書く人によりいくつも有り得ると思う。→個別の感情についての研究は難しそう。
(前回も書きかけたが、)ニューラルネットワークから見ると感情はどうだろうか？ジェフ・ホーキンスは「考える脳 考えるコンピューター」では、感情について敢えて無視しているが、(広義の)ニューラルネットワークで考えると、非常にシンプルに考えることもできるのではないかと思う。
