2008-01-01から1年間の記事一覧

意味理解で何を表現するか

意味カテゴリによる大まかな理解により可能なことを考えてみる。(将来的に、理由の理解、ポリシーの主張、などにつなげていきたいと考えている。三段論法による論理的理解/対話相手の感情の理解(2009.1.25追記)、などはさらに次のstepとしたい。) パラメー…

複数データベースの活用 - 意味理解導入に向けて

現状のAI-COM BLUE&ORANGEのデータベースは複数のものを並列に使用している。 →統合化の検討(複数データベースのシーケンシャル検索は一部導入済み) メインデータベース 情報量多い。 成長(自動学習)有り。←動機付けなどのパラメータ設定には成長性の実装が…

人工知能関連目次beta (全体の中での位置付けを示してみる)

■アプローチ■ 人工知能を考える上でのアプローチのポイント - 意味理解、及び、欲求・本能・意志 を中心に 従来の総当たり式の「検索」による人工知能は困難なのか? - ニューラルネットワークではない方法ですが... トライ中です 強いニューラルネットワー…

ゲーム内のAIについて

ゲーム内のAIについて 自分はあまりゲームはやらないが、NPCと呼ばれるものは、ゲーム内で会話し、いろいろなイベント発生につながるトリガーを引くような重要な役割を持っている。 これを作り込んで行けば、ゲームの世界から今までに無いAI誕生も有り得るの…

話題切替の各ケース

会話中の話題切替の各ケース(の一部)について考えてみる。 (以下はアプローチのポイントの内、主に「欲求・本能・意志」に当てはまるが、これらの実装のためには、もう一つのアプローチのポイントの「意味理解」も重要である。) ④-a-1、3 いわゆる質問・疑問…

人工知能関連目次(カテゴリー毎・投稿順)

■リスナ的性格を持つ対話システム~人工意識まで■ - (カテゴリー: 人工知能は実現に近いのか) 会話パターン① - はじめに思いつく会話パターン 会話パターン② - 会話パターンの調べ方 リスナ&トーカ① - リスナ&トーカの視点の必要性 会話パターン③ - 会話パ…

test

yahooブログへトラックバックを送ってみたがうまくいかないようだ。逆はできたように見えるが、yahoo側にトラックバック先の記事の表示が出ていないのでエラーになっていると思われる。

はてなダイアリーについて

下書き機能 あってうれしい。 下書き保存すると「新しいエントリー」扱いとなる。 編集 操作はわりと解りやすかった。 未来日記、過去日記というのもあるらしい。 過去日記を書いてみたが、通常の投稿と異なり、通常のタイトルが表示されない、編集が管理画…

ブログ引っ越し準備中

一部分についてミラーサイトを作成してみる。

ブログ引っ越し準備中

ブログ引っ越し準備中

アキハバラ@DEEP

少し前に見たり読んだりした「アキハバラ@DEEP」(石田衣良 原作)について少し紹介してみる。Wikipediaにもまあまあの記事有り。 マンガ単行本 - 始めにこれを見た。小説版とは少し話が異なる。 数名のオタクたちの手により、AI型検索エンジンを開発してゆく…

人工知能を考える上でのアプローチのポイント

人工知能を考える上での現時点のアプローチのポイントは、いろいろあるが、ここでは対話に着目し、(今のところ)以下の点に注目している。(これらはアプローチのポイントで、人工知能の十分条件と考えているわけではありません。)意味理解 - 文中の各語句の認…

「人工無脳は考える」が更新されていました

「人工無脳は考える」が更新されていた(トピック: 自我状態を考慮した人工無脳)。 簡単に言うと、精神状態の変化で人の気分は変わるものだが、それはむやみやたらな変化ではなく、いくつかの基本パターンに沿うものとなっている、という話。参考にしてみる…

AI(エージェント)による議論組み立て

前回議論について書いたが、ここでAI(エージェント)による議論組立の例を考える。 議論(モード)に入るきっかけとなるのは、リスナ(発話者)側の立場では、「自分の持つ欲求・本能的に気になることばがあった時」となる。(相手から議論を求められる場合(自分は…

議論について

議論中にもリスナ(発話者)的に振る舞えたらと思うが、ここで議論とはどういうものか整理しておきたい。議論については、web上にいろいろな「議論」論が有ると思うが、ひとつは以下を参照: http://iwatam-server.sakura.ne.jp/software/giron/giron/index.htm…

話題の切替えタイミング

会話中の話題切替可能なタイミングは、人間同士の対話であれば、話題の途中でも半ば強引に話を自分の意図する方向に持って行くことは可能だが、強引さを避けてタイミングを計ろうとするとかなり難しい。タイミング(記号は、会話パターン分類の(1)質問(ま…

プログラムの修正

HP本編http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7294/ai-index.html の方がバグがあるみたいで、ちょっとうまく動いていなかった。バグ修正したらどうやら復活したもよう。仮想人格 "Blue" & "Orange"の体験ができます。 ただ、修正中にデータベースを空白上書…

リスナ(発話者(聞き手))的な人工知能のスタート②

リスナ(発話者)的な人工知能は、最初は導入部分の試験的織込みということになるが、問題が2つある。 天然ボケねらいや、独り言ならともかく、話題切替タイミングを見きわめる必要がある 話題切替のためには意味理解が必要。 話題切替可能なタイミングは、人…

リスナ(発話者(聞き手))的な人工知能のスタート①

リスナ(発話者)的な人工知能についていろいろ考えたけど、要するに、 話題切替が可能で、その内容は、 質問・主張・呼びかけ・独り言... によって、積極的に自分の話題に引き込む... ということになりそう。対話が可能なAI(エージェント)では、どちらかと…

リスナ的な性格②

これまでの会話パターン分類で、リスナ(発話者)的な性格が強く出るのは以下のケース。 (積極的に自分の話題を振る感じですよね。)会話パターン分類の、 (1)質問(または主張)-応答の中の、中分類の④の、 ④-a知りたいことへの質問&応答のタイプでは、 ④-a-…

リスナ的な性格①

基本的にトーカとしての性格が強い(応答者を演じやすい)AIにリスナ的な性格を持たせてみたい。この時、「リスナ的」というのは、 積極的・・・な人 突然話題を振る・・・人 自分の得意分野に話題を引き込む・・・人 突然これまでの話題の脈絡と違うことを言い相手を困…

リスナ&トーカ②

世の中に人工知能(AI)を利用したものはいろいろありますが、対話が可能なもので考えると、 AIBO(SONY)をはじめとする玩具ロボット 家電やカーナビなどに搭載されている便利機能 駅などにある観光案内システム インターネット上に公開されている実験的なもの …

会話パターン④

会話パターン分類の、 (1)質問(または主張)-応答の中の、中分類の前回の続き(それぞれにリスナ&トーカ(*1)の立場が有る): 前回書いた①〜③は、それぞれ独立した分類の切り口(のひとつ) 聞かれたら関係有ることを全部答える - 一部答える 肯定的対応 - 否定…

会話パターン③

会話パターンの大分類を(会話になっていないものも含め、大まかに)書いてみる。 (1)質問(または主張)-応答(会話進行中のやりとり←多くのケースがこの中に含まれる) (2)(応答を期待した)呼びかけ(挨拶、つっこみを期待したボケ、など) (3)独…

リスナ&トーカ①

会話パターンを考える際、「リスナ」、「トーカ」の役割を誰が演じているかを考える必要があると思う。 「リスナ トーカ」をGoogleで見ると、コンピュータプログラム関係の使用が多い。6番目に「人工無脳は考える」のページが有る。(心理学関連はあまり無…

会話パターン②

会話パターンを知ることで、今後理解が必要な領域と、今後個人的に注力してゆく領域を整理できるかなと思う。会話のパターンを示そうとすると、 ①実際のログを取ってみる。 →世の中の研究室レベルでも常套手段と思われる。 ②基本と思われるパターンから、徐…

会話パターン①

これまで考えた初期の会話パターンは、以下の3つである。 ①「 〜 のことを〜と思う」という考えへのコメント。 ②「 〜 のことをどう思うか?」という質問への応答。 ③挨拶への応答。③には、いわゆる型にはまった会話応答の中に、挨拶の他、褒められた時の対…