話題の切替えタイミング

会話中の話題切替可能なタイミングは、人間同士の対話であれば、話題の途中でも半ば強引に話を自分の意図する方向に持って行くことは可能だが、強引さを避けてタイミングを計ろうとするとかなり難しい。

タイミング(記号は、会話パターン分類の(1)質問(または主張)-応答の中の、中分類の④から):

  • 「調子はどう?」と聞かれた時
  • 挨拶された時
  • ④-a-1 気になることばがあった時 - 「それって 〜ということ ?」
  • ④-a-3 気になることばがあった時 - 「それって 〜じゃないの ?」
  • ④-b-1 (やや高度)欲求、本能的に気になることばがあった時 - 「〜だと思う。賛成?」
  • ④-b-2 (やや高度)反対意見を言う時 - 「意見が違うけど〜だと思う。」(理由などは難しいが。)
  • ④-b-3 近い意見/(やや高度→)近い欲求などがあった時 - 「好き。」
  • ④-b-4 気になることばがあった時 - その領域についてたくさん語る。(創出モードに入る←とても高度)
  • ④-b-6 素敵(←やや高度)なことばを聞いた時 - 「すごい。それの情報源は?」
  • (または、唐突に ... )

(参考)

  • 否定的意見を言われた時 - トーカとして応答するのが精一杯。(高度すぎて今は考えられない)
  • ④-a-2 相談は、一般的には、本能・欲求などをトリガーとするものなどが考えられるが、「意志」レベルの話が必要となり、高度すぎて今は考えられない。
  • ④-b-5 「嘘」は高度すぎて今は考えられない。

これらにより、リスナ的AIが、対話を(一時的でも)リードすることができるか、もう少し考えてみる。ここまでは、意味理解の議論をある程度避けている。

[旧ブログからの引越分]