世の中に人工知能(AI)を利用したものはいろいろありますが、対話が可能なもので考えると、
などがある。
実はこれらのほとんどでAIの立ち位置は、リスナ&トーカのトーカにあたり、受け身的な立ち位置。つまり、誰かが話しかけると、反応して何かを返す...というもの。
例外は、ELIZA(←リンクはWikipedia)で、ELIZAは話しかける人に対し、セラピストのような質問を続け、その一連のやりとりを第三者から見ると、クライアントとセラピストの会話のように見えるプログラム(1966年に生まれた人工知能)。
また、日本の上記4の実験的なものでは、独白、または、話題提起を行い、リスナ的に振る舞うものも有り。
AIの存在意義自体が、「(目的を持った)人の相手をする。」ことが目的だと考えると、短絡的にはトーカ的なものとなってくる。ELIZA的なものの他に、リスナ的なAIは、「AIに語らせ、それを聞く。」など、他の存在意義を考えさせることになる...
[旧ブログからの引越分]