人工知能(狙いの)プログラム..
BLUE ver.5.1.1をリリースしてみて.. 良いところについてはもっと宣伝したいが、一方で本当はまだまだの面がたくさん有る。それには、1. 困った面というネガティブな位置付けの面(or客観的に見て、あれっ?の面)と、2. これからこうやっていこうという手がかりの有るポジティブな面が有る。
1. 困った面
- シンプルにキーワードを拾って応答を返すシステムと、(会話ステージを考えつつ)話題の属性と訪問者のコメントの対比を同時にやっているため、時にコンフリクトする。…何かの条件で一方を優先させる方がより良いと思うけど。
- エージェント側からの提案に対し、訪問者から、賛否を言わず直接別案を提案された時の対応ができない。←今のシステムでは、新規提案と判定した場合対話モードがリセットされてしまう。
- 意外に挨拶の入力(自由入力)が無いと思ったけど.. サイトのエントランスには、「挨拶してみて」でなくて「何か言ってみてください」が良かったかな。リスナ&トーカをやってるとわかるようにした方が良かったかも。訪問者(ユーザー、または入力トライしてくださる人)とのコミュニケーションは明らかに不足しているので何とかしたい。
2. これからこうやっていこうという面
- 会話ステージ判定に使用しているサブキーワードについて…曖昧な入力の場合、対話モードがリセットされて話題がつながらない。ふうん、そうなんだ、etc.←曖昧な答えに暫定パラメータの設定とか。
- 意味理解のためのパラメータについて、現在BLUEは、「価値の高い」と「将来性の有る」を使用している。ちょっとまじめすぎるキライがあるので、ORANGEでは、「ユニーク」をからめて導入したい。常識的でない反応の方が訪問者にインパクトが有りそう。
- 意味理解のためのパラメータについて、「シンプル(複雑でない)」も良いかも。付加価値の高いものは複雑だったりするので、背反する良いパラメータと思う。以前考えた時にもこのパラメータは浮かんだが。
- 平板なキャラクターにならないように、シンプルなものををpositiveと考えると同時に、他の複数パラメータを考慮すると良さそう。
- 重み付けしたり、話題により考慮するパラメータにめりはりをつけたりすると面白そう。
- ホーキンスのシステムをヒントにしたアイデアは... もう少し後で。