会話パターン④

会話パターン分類の、
(1)質問(または主張)-応答の中の、中分類の前回の続き(それぞれにリスナ&トーカ(*1)の立場が有る): 前回書いた①〜③は、それぞれ独立した分類の切り口(のひとつ)

  1. 聞かれたら関係有ることを全部答える - 一部答える
  2. 肯定的対応 - 否定的対応 (相手を尊重できない応答・・・・など)

   ③知らない話題、興味の無い話題への応答

   ④4つ目の切り口として、知りたいことへのa.質問&応答のタイプと - b.主張応答
    (質問を含む)のタイプに分けると、

   ④-aタイプの主なものは以下:
    a-1 知りたいことへの一般的な質問と応答
    a-2 相談と応答
    a-3 疑う(リスナ側/トーカ側 有り。)

        • 「疑う」には、リスナ側からの疑いの発言に対し、トーカ側で何らかの応答をするケース(a-3-(1))と、リスナ側発言に対しトーカ側で疑うケース(a-3-(2))がある。

   ④-bタイプの主なものは以下:
    b-1 欲求、本能的なものに基づく主張と応答
    b-2 利害関係が有る場合の議論
    b-3 好意を理解してもらう/告白する。
    b-4 創意・工夫を説明する。
    b-5 だまそうとする
      b-2〜b-5は主にリスナ側が特徴的。
    b-6 褒める(リスナ側/トーカ側 有り。)-(照れる・喜ぶ(トーカ側))

   ④-c: ④-a ④-bにうまく分けられないもので、

        • はぐらかす・時間をかせぐ・つっこむ・あげあしをとる・皮肉
        • ④-cは主ににトーカ側が特徴的。

また、話は変わって、(1)質問(または主張)-応答 ではないが、大分類の(5)として以下追加したい。
(5)話題の切替(リスナ・トーカの切替も)
    (リスナは常に切替可。トーカが話題切替の際はリスナとなる。)

(*1): リスナ&トーカについては、本ブログでも少し触れたが、ここでは「リスナ: 発話者
   (聞き手)、トーカ: 応答者(話し手)」としておく。

[旧ブログからの引越分]