人工知能の弱点(のひとつ)

頭の中が整理されてしまっていること。だから説得されることなど無さそう。
人は、頭の中に未整理な部分があり、反論されたりすると、知識・理解を再構築して再反論したりする。
人工知能は、反論されると、(整理済みの)主張の根拠をいっぺんに説明してしまう。(小分けにしても良いが。)そのため「会話が進まない感じ」が出るように思う。
人の「未整理な感じ」が、何だか「突っ込み代」または「もっと聞いてみたくなる感じ」につながっている一面も有ると思う。
完成された人工知能のイメージから、どうしても「つめたい感じ」が払えない理由のひとつと思う。
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(これで話を終わろうかと思ったけど、もう少し)
実は、上に書いた「完成された人工知能」というのは虚構で、仮に、頑張ってプロトタイプを作ったとき、どうしてもエラーが一定の確率で発生し、一見「未整理な感じ」に見えるのかもしれない。ニューラルネットワークによるシステムであれば、(一応)人がひとつの完成形であろうし、非ニューラルネットワークシステムであれば、また異なる「未整理な感じ」や「エラー」が予測される。(わざと「未整理な感じ」を作りこむことについてはここでは言及しない。)
タイトルは「人工知能の弱点(のひとつ)のイメージ」が良かったかも。