感情の種類はいくつあるか?とか、実はあまり気にしなくても良いかなと思う。(人、人工知能にかかわらず、)
「動機付けgap起因感情発生モデル」仮説では、一つの動機付けに対し、複数の感情が対応する場合が有る(後の方での考察)と書いているが、実際には多くの感情が複数の動機付けから生まれるように(最近)思う。
動機付けパラメータの例: 「目立ちたい」、「自分に近い人(または自分)を外乱から守りたい」について、それぞれが表現できる感情を示すと、
- [動機付け]目立ちたい
- 喜び・うれしさ
- 望み
- 好み
- 愛しさ
- 親しみ
- 感謝
- 安心
- 悲しみ
- 失望
- 嫌悪
- 不満
- 不安
- [動機付け]自分に近い人(または自分)を外乱から守りたい
- 喜び・うれしさ
- 望み
- 好み
- 愛しさ
- 親しみ
- 感謝
- 安心
- 怒り
- 悲しみ
- 失望
- 嫌悪
- 不満
- 不安
- 恐れ
こう書いてみると「怒り」「恐れ」以外は重なっている。
他の動機付けを考えてみると、「異性に好かれたい」というのは、動機付けの階層構造を考えると、必ず上位に出てくるし、また、「刺激が欲しい」>「自由になりたい」(「刺激が欲しい」の下位)とか、逆に「安定したい」>「甘えたい」(「安定したい」の下位)などが有るかも。また「親しい人と一緒にいたい」などは、「刺激が欲しい」、「安定したい」それぞれ(他もあるかも)の下位に出てきそう。「人の役に立ちたい」は独立した動機付けなのか、または、何かの下位階層に位置けられるのかもしれない。(「目立ちたい」、「自分に近い人(または自分)を外乱から守りたい」、etc).. ←そろそろ纏める時期かもしれない..
ただ、人を広義のニューラルネットシステムと例えると、動機付けさえも、(敢えて探した時に)似たような動機付けが複数ラップしてシステムの中に見つかり、それは現れては消えるようなものかもしれない。
ホーキンスの提案するシステムと類似の神経ユニットでそのシステム示すことができれば良いと思うが、